icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻2号

1968年02月発行

文献概要

グラフ

いわゆる鞭打ち損傷の臨床

著者: 土屋弘吉1 土屋恒篤1 田口怜1

所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科教室

ページ範囲:P.155 - P.160

文献購入ページに移動
鞭打ち損傷の本態については,各方面から検討されている.臨床的な検討や実験的研究によつて一般に本傷害は,頸椎軟部支持組識の損傷であると理解されている.即ち,頸椎部に椎間板,椎間関節,靭帯、Luschka関節等の損傷が起こり,脊髄硬膜内外、神経根周囲に出血および充血,これに続発する瘢痕形成等が起こり,それによつて多種多様な症状を呈するものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?