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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻2号

1968年02月発行

文献概要

手術手技

交通外傷による顔面変形の形成手術

著者: 丹下一郎1 須田秀雄1

所属機関: 1順天堂大学形成外科

ページ範囲:P.262 - P.268

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はじめに
 昭和41および42年の2年間に,交通外傷による顔面の2次的変形を訴えて,私どもの外来を訪れた患者は121名に達する.これは新来患者総数の8.4%である.今後も,交通事故の増加および救命的初期治療法の進歩とともに,このような後遺変形,ないし醜形に悩む患者はあとを絶たぬであろう.
 ただし,ここで交通外傷といつても,その発生機転や態様が,一般の労働災害などにみられる打撃,墜落などと同様のものが少なくない.したがつて交通外傷に比較的特有の事がらだけを取上げることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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