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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻3号

1968年03月発行

文献概要

特集 術後困難症の処置

胃切除後の貧血

著者: 古賀成昌1 宍戸光範1 古沢元之助2 速水璟2 白水玄勇2 饒仁信2

所属機関: 1鳥取大学綾部外科 2九州大学井口外科

ページ範囲:P.335 - P.339

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はじめに
胃全摘をはじめ胃切除後には,いろいろの術後障害ないし後遺症の発現が認められているが,そのうちのひとつに貧血の発生の問題がある.ことに,胃全摘後には術後治療を行なわなければ,術後経過に応じて,一定の貧血が発生してくることが知られている.したがつて,かかる貧血の発生の予防,治療もまた,患者の術後管理の面でゆるがせにできないもののひとつである.よつて,かかる貧血の発生およびその予防ないし治療に関して,私どもが行なつてきた検討成績について,その概略を述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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