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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻3号

1968年03月発行

文献概要

症例

胃壁内好酸球性肉芽腫の1例

著者: 増田義徳1 白崎重弥2

所属機関: 1株式会社鉄興社酒田工場診療所 2白崎外科医院

ページ範囲:P.415 - P.417

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はじめに
 胃壁内好酸球性肉芽腫は,最近,その報告が増加しているが,わが国の症例報告では,約40例程度1-3),6-13)であつて,まれなものである.
 われわれは,最近,胃集団検診から胃潰瘍と診断した患者に,一部に潰瘍の認められる胃腫瘤を胃カメラによつて発見し,胃癌を疑つて切除したところ,好酸球性肉芽腫であることを病理学的に証明した1例を経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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