icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻4号

1968年04月発行

文献概要

論説

白金電極カテーテルの臨床応用

著者: 杉江三郎1 沢口亮三1 笹川勝次1

所属機関: 1北海道大学医学部杉江外科教室

ページ範囲:P.517 - P.523

文献購入ページに移動
はじめに
 心臓カテーテル法は,今日日常臨床に広く実施されている検査法のひとつである.心臓内に短絡を有する先天性心疾患あるいは弁膜症と称せられる後天性心疾患など,循環器疾患の診断には欠かせないものとなつてきている.
 しかし今日,なお心臓カテーテル検査といえば,右心および左心カテーテルを通じ,挿入部位の心,大血管の血圧,血液Samplingによる血液ガスの測定(あるいは造影剤を注入して心臓血管撮影)を行なうことに主眼がおかれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?