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手術手技
胃瘻のつくり方
著者: 川俣建二1
所属機関: 1順天堂大学外科
ページ範囲:P.1092 - P.1097
文献購入ページに移動はじめに
胃に瘻孔をつくる目的は,主として栄養物を直接胃に補給するためである.すなわち胃・噴門部より上部の消化管に通過障害があると,口から食事を餌ることができなくなるので,胃瘻をつくつて,そこから栄養物を入れようとするものである.
臨床的にはじめて胃瘻をつくつたのはSédellot(1839)であるといわれるが,これが普通に行なわれるようになつたのはWitzel(1891)の報告以来である.
胃に瘻孔をつくる目的は,主として栄養物を直接胃に補給するためである.すなわち胃・噴門部より上部の消化管に通過障害があると,口から食事を餌ることができなくなるので,胃瘻をつくつて,そこから栄養物を入れようとするものである.
臨床的にはじめて胃瘻をつくつたのはSédellot(1839)であるといわれるが,これが普通に行なわれるようになつたのはWitzel(1891)の報告以来である.
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