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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻7号

1968年06月発行

文献概要

症例

乳腺結核の1例

著者: 豊田尚幸1 堀内澄1 小関哲夫2 中井渉3

所属機関: 1五所川原市立西北中央病院外科 2五所川原市立西北中央病院病理検査科 3弘前大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1103 - P.1105

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はじめに
 結核は全身疾患であり乳腺が 冒かされることは比較的少ないといわれている.本疾患については1829年Astley Cooper1)がその第1例を報告したのが初めてで,外国では1959年迄に約540例の報告2)があり,本邦では明治25年三宅教授の第1例報告以来昭和35年迄約170例が報告されている.われわれは乳腺結核で腫瘍摘出後6年目に他側乳腺に再発した1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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