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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻8号

1968年07月発行

グラフ

人工腎臓

著者: 檀上泰1 宮川清彦1 田中信義1 佐藤知義1

所属機関: 1北海道大学医学部葛西外科

ページ範囲:P.1123 - P.1128

文献概要

 昨今の医学の進展にかかわらず,腎不全は難渋な疾患であり,多くの生命を脅してきた.1943年オランダのKolffは透析効率の優れたセロファンと,抗凝固剤であるヘパリンを基本的背景として体外透析装置を作成し,はじめて臨床応用に成功した.それ以来本操作の有用性は広く注目されて,多方面から種々検索が重ねられ,腎不全に対する最も有力な治療手段と見做されるに至つた.本邦においても,各領域でようやくその認識が深まつて,広く普及し画期的成果を収めつつある.今回は最も普及性に富み,入手の容易なcoil型人工腎臓の駆動操作について,その要点を写真で紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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