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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻8号

1968年07月発行

特集 膵・胆・肝の外科

膵炎治療の問題点

著者: 本庄一夫1 小沢和恵1 武田博士1

所属機関: 1京都大学医学部本庄外科

ページ範囲:P.1129 - P.1139

文献概要

はじめに
 膵炎に対する治療方針といつても,他の疾患におけるごとく,その原因を除去することが,理想的であることは論をまたない.したがつて,その原因の明確な症例については,的確な治療を行なうことによつて,満足すべき治療成績を得ているのは事実であろう.
 しかしながら本態性高脂血症,ヘモクロマトージス,遺伝によるものなどの少数例は別としても,大部分の膵炎においては,そのtriggerとなる因子,ならびに,その発生機序についても,全く知るところがないといつても過言ではあるまい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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