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文献詳細

雑誌文献

臨床外科23巻8号

1968年07月発行

特集 膵・胆・肝の外科

肝外閉塞性黄疸をきたしたHodgkin病の1例

著者: 堀内弘1 石飛幸三1 玉置憲一2

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室 2慶応義塾大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.1229 - P.1232

文献概要

はじめに
 Hodgkin病の経過中に黄疸をきたす場合は必ずしもまれではない.その多くは肝内病変の進展に伴うもので,肝外胆管の閉塞に由来するものはきわめて少なく,わが国ではほとんどその報告をみない.
 著者らは最近,高度の黄疸と肝腫脹を主症状とし,経皮経肝胆道造影によつて総肝管の腫瘍性閉塞を認め,剖検により肉腫型Hodgkin病が肝外胆管を浸潤閉塞していたことを確めえた症例を経験したのでここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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