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特集 脈管造影
脈管造影よりみた四肢浮腫
著者: 阪口周吉1 馬場正三1 石飛幸三1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室
ページ範囲:P.1355 - P.1365
文献購入ページに移動四肢の脈管浮腫は静脈性とリンパ性に二大別されるが,これらを治療するにはそれぞれ静脈造影とリンパ造影が必要である.これは単に診断の目的だけではなく,現在すでに動脈造影がそうであるように,手術適応の決定,予後の判定についてもいえることである.しかしこの二つの造影は決して簡単な方法ではなく,またその読み方も容易なものではない.もし造影の方法や読みに誤りがあれば,却つて混乱を来し,結果として治療方針を誤ることになりかねない.
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