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学会印象記 第68回日本外科学会総会
心臓外科領域
著者: 橋本勇1
所属機関: 1京都府立医科大学第二外科
ページ範囲:P.1379 - P.1382
文献購入ページに移動 第68回日本外科学会総会における心臓外科領域の問題は,第1日(4月10日)第3会場(金沢市観光会館大集会室)で発表された一般演題を皮切りに,第2日目夜には,「シネシンポジウム,Fallot四徴症の根治手術—肺動脈流出路形成法を中心として」が,西村正也教授司会で行なわれ,最終日にも曲直部寿夫教授が司会するパネルディスカッション「心室中隔欠損症の手術適応」がもたれた.さらに榊原仟教授の「人工弁置換」に関する教育講演があり,木本誠二教授は「Fallot四徴症の外科療法」の特別講演を行なわれた.
閉会式における卜部会長の名言「晴耕雨読」が生まれたように,学会中の降雨にもめげず,各会場は聴衆にあふれ討論も活発で充分に用意されたかにみえた討論時間も,やや不足がちに思えたほどであった.特に目立つたことは,司会された先生方が手際よく討論を整理されて,ほとんど予定時間の延長がなく進行されていつたことは,討論時間の不足をかこつ以上に気持のよい進行ぶりで,会長の細かい留意が目にみえる心地さえした.
閉会式における卜部会長の名言「晴耕雨読」が生まれたように,学会中の降雨にもめげず,各会場は聴衆にあふれ討論も活発で充分に用意されたかにみえた討論時間も,やや不足がちに思えたほどであった.特に目立つたことは,司会された先生方が手際よく討論を整理されて,ほとんど予定時間の延長がなく進行されていつたことは,討論時間の不足をかこつ以上に気持のよい進行ぶりで,会長の細かい留意が目にみえる心地さえした.
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