文献詳細
特集 人工臓器への歩み
文献概要
はじめに
関節形成術はすでに1900年の初頭に発達の緒口をみせているが,ことに1918年にBaerが豚膀胱膜をクロームメッキしてBaer膜をつくり,1920年にPutty,1921年にCampbellが生筋膜を中間挿入膜に応用して以来,近代的関節形成術が始まると言つてもよい.
この吸収性の中間挿入膜を使用する関節形成術は,その後,日本においてもJK膜・OMS膜などの開発にともない次第に発達して今日にいたつている.
関節形成術はすでに1900年の初頭に発達の緒口をみせているが,ことに1918年にBaerが豚膀胱膜をクロームメッキしてBaer膜をつくり,1920年にPutty,1921年にCampbellが生筋膜を中間挿入膜に応用して以来,近代的関節形成術が始まると言つてもよい.
この吸収性の中間挿入膜を使用する関節形成術は,その後,日本においてもJK膜・OMS膜などの開発にともない次第に発達して今日にいたつている.
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