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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻1号

1969年01月発行

文献概要

特集 人工臓器への歩み

人工肝臓・摘出肝灌流

著者: 森岡恭彦1 菅原克彦1 荷見秋彦1 小暮洋暉1

所属機関: 1東京大学医学部石川外科教室

ページ範囲:P.61 - P.66

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はじめに
 肝臓には種々の重要な機能があり,しかもその機能も複雑で一つ一つ完全には解明されていないので,その全機能を人工的なもので代用することは全く困難で,現在ではなおその一部の重要な機能を十分に代用する人工肝臓すらなく,真の意味での人工肝臓実用化への道はなお遠いといわざるをえない.したがつてここでは,入工肝臓として幾つかの試みを紹介し,さらに同種または異種動物の肝臓を利用した代用肝臓の現況をも紹介し今後の研究の進歩に期したいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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