文献詳細
文献概要
特集 緊急手術の手技・Ⅱ
腎損傷
著者: 瀬川安雄1
所属機関: 1金沢大学医学部第一外科
ページ範囲:P.1341 - P.1345
文献購入ページに移動I.麻酔と体位
全身麻酔法の発達普及した今日,腎に対する手術はすべて気管内麻酔法により,十分な筋弛緩の下に行なわれる.
腰部から腎に到達する場合には,麻酔が十分な深度に達し,一般状態が安定したところで,術側を上にした側臥位とし,健側腰部と手術台の間に枕を挿入し,あるいは,手術台を腰部において折り曲げて,術側軟部を十分伸展する.
全身麻酔法の発達普及した今日,腎に対する手術はすべて気管内麻酔法により,十分な筋弛緩の下に行なわれる.
腰部から腎に到達する場合には,麻酔が十分な深度に達し,一般状態が安定したところで,術側を上にした側臥位とし,健側腰部と手術台の間に枕を挿入し,あるいは,手術台を腰部において折り曲げて,術側軟部を十分伸展する.
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