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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻11号

1969年11月発行

外科教育を考える 医師の卒後教育について・2

一般市中病院における臨床研修—特にその日本的条件をめぐつて

著者: 牧野永城 三重野寛治

ページ範囲:P.1554 - P.1559

文献概要

わが国における医師の卒後臨床研修教育は,今日まで大学の医局を中心として行なわれてきた.戦後,インターン制度という新しい教育方式が紹介され,一般市中病院の教育への参加が要請されることになつたが,臨床研修のためのすぐれた市中病院を生み出す歴史的・社会的背景のなかつたわが国では,この要請に応じ得る病院は数少なかつた.最近,医学教育の改善をめぐつて,一般市中病院の教育への参加や教育機能の問題が論議されるようになつたが,こうした市中病院における臨床研修教育がかかえている日本的条件を考えてみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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