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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻12号

1969年12月発行

文献概要

グラフ

医用サーモグラフィ(熱像図)—Ⅱ 臨床応用と熱像図のカラー表示

著者: 藤正巌1 桜井靖久1

所属機関: 1東京大学医学部医用電子研究施設

ページ範囲:P.1601 - P.1605

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今まで医師は疾患の診断の一助として,体温を計測してきた.体温は,体の深部の温度であり,人体ではほぼ一定に保たれている.一方,体表面の温度分布は,医師が触診によって熱感を触知していただけで,体全体の表面温のパターンを診断のために役立てることはなかった.最近に至り,赤外放射温度計を利用した,赤外放射カメラの発展によって.体表温のパターンが知られるにつれ,その臨床医学への応用が始められている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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