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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻12号

1969年12月発行

症例

全麻時S.M.の腹腔内使用による無呼吸症例

著者: 藤浪武1 梶山唯嘉1 片山義民1

所属機関: 1広島県比婆郡西城病院外科

ページ範囲:P.1726 - P.1728

文献概要

 腹部手術にさいし,腹腔内に抗生物質を使用することは日常しばしば行われているが,1956年Pridgen1)によりNeomycinの腹腔内使用による無呼吸症例が報告されて以来外国にてはこれに伴う副作用の一つとしての無呼吸が注目されるようになり,多数の報告が見られるようになつたが,わが国においては未だ岩月,清野等2)による.S.M.腹腔内使用による無呼吸症例が発表されているにすぎない.われわれも現在までにS.M.腹腔内使用により生じたと思われる無呼吸症例2例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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