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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻5号

1969年05月発行

特集 臨床麻酔の問題点

気管支痙攣と思われる合併症の取り扱い

著者: 山本道雄1 滝口守1

所属機関: 1慶応大学医学部麻酔科教室

ページ範囲:P.653 - P.657

文献概要

はじめに
 気管支痙攣は,麻酔中に見られる重篤な呼吸障害の一つである.本邦においては,比較的報告が少ないが,本邦での発生率は,全麻3,000例に1例で,そのうち喘息の既往を持つものが,約40%を占めている1)
 気管支痙攣は,頻度は少ないが,一度起こると麻酔医をなやまし,患者の生命をおびやかすことすらある2)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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