icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床外科24巻6号

1969年06月発行

雑誌目次

グラフ

シンチカメラによる脳腫瘍の診断

著者: 半田譲二

ページ範囲:P.741 - P.746

 Mooreが1948年にはじめて放射性同位元素(RI)を脳腫瘍の局在診断に応用してから約20年の間に,この方面の研究の進歩はめざましいものがある.とくに,高度の解像力をもち,短時間に象をつくりうることによって被検臓器のRI分布を動的に観察したいという要求に応じて,最近開発されたシンチレーションカメラの応用は,99mmTcその他の短半減期RIの使用とあいまつて脳スキャンの応用範囲を拡大し,診断精度を一層向上させるものとして大きな期待がもたれる.

外科の焦点

虚血性心疾患の診断と外科的治療法

著者: 白井治 ,   阿部弘毅 ,   横田通夫 ,   日笠頼則 ,   神崎義雄

ページ範囲:P.747 - P.756

はじめに
 最近虚血性心疾患の外科的治療に対する関心が高まり,その手術適応決定のためにも選択的冠動脈造影の必要性が認識されるようになつた.われわれの教室では昭和42年7月以来Sones法に従い,35mmシネカメラ使用による選択的冠動脈造影に着手し,現在まで狭心症22名,心筋硬塞2名を含む31名の患者にこれを施行した,さらに狭心症および心筋硬塞の既往を有し,内科的治療によつても症状の改善を認めなかつた9症例に左内胸動脈心筋内移植術を行ない,その全例に狭心痛の消失を認め,また,心電図でも改善を認めた.
 著者らは,手術症例の検討ならびにVineberg2)により考案された内胸動脈心筋内移植術を中心に虚血性心疾患に対する外科的治療法に関して文献的考察を加え報告する.

外科的立場からみた内分泌疾患の治療

脳下垂体

著者: 谷栄一 ,   石島裕

ページ範囲:P.759 - P.766

はじめに
 下垂体外科の適応症例は,下垂体腫瘍と内分泌学的治療法の適応となる腫々の疾患に大別される.下垂体腫瘍は,嫌色素性,好酸性および好塩基性腺腫に分類される.内分泌学的観点よりみれば,嫌色素性腺腫は他の腺腫と異なつて,下垂体の機能低下を来たすことは日常経験するところである.嫌色素性腺腫の治療に関しては,従来種々記載されているので,内分泌学的見地より,主として他の下垂体腺腫の治療を述べるとともに,内分泌学的外科治療の適応疾患である末期乳癌ならびに前立腺癌,糖尿病性網膜症の治療の現況について述べたい.

胸腺

著者: 曲直部寿夫 ,   正岡昭

ページ範囲:P.767 - P.773

はじめに
 胸腺は古くから内分泌臓器として理解されて来た.即ち輸出管,腔を持たないこと,小児期に最大であって成人になると退縮すること等の理由から,確証のないままに成長に関する内分泌を行なう臓器と考えられて来た.しかし胸腺の研究が進むにつれ,リンパ系における胸腺の役割が認識され,その中枢的存在とたて位置づけられるに至った.更に最近では胸腺抽出液中にリンパ球の増殖を促進する因子,リンパ球に免疫能力を賦与する因子等のhumoral factorが見出され,再び内分泌臓器としての理解が始まろうとしている.
 この様に現在胸腺は内分泌臓器として,リンパ系の中枢的存在としての位置づけがなされているが,その機能亢進状態或いは機能低下状態としてどの様な疾患が指摘されているかを述べなくてはならないだろう.

上皮小体

著者: 瀬田孝一

ページ範囲:P.775 - P.781

はじめに
 上皮小体の疾患は他の内分泌腺疾患と同様に,主にそのホルモン分泌異常によりもたらされる機能亢進症および機能低下症とに大別される.外科的治癒の対象としては,上皮小体機能亢進症においては,腺腫,一次性過形成および癌腫による原発性,および主として腎不全による続発性,さらに自律性続発性機能亢進症ともいうべき三次性の機能亢進症1)があげられ,一方,機能低下症においては,顕性テタニーの持続あるいは内科的治療に遷延する続発性あるいは甲状腺手術後上皮小体機能低下症がある.この他,非機能亢進性上皮小体腺腫あるいは上皮小体嚢腫などもときに手術治療の対象となる.また偽性上皮小体機能低下症にて Thyrocalcitonin過剰分泌がみられるものでは甲状腺摘除が必要となる2)3)
 ここでは,主として原発性上皮小体機能亢進症ならびに甲状腺手術後上皮小体機能低下症に対する外科的治療について述べる.

Basedow病の外科的治療

著者: 伊藤国彦

ページ範囲:P.783 - P.789

はじめに
 抗甲状腺剤や131Iの使用により著るしい進歩がみられる現在のBasedow病の治療体系の中で,本症に対する外科的治療の価値は次第に軽視される傾向がある.今日一般の病院ではBasedow病患者は内科や放射線科で治療されることが多く,外科医の対象になる症例は稀である.
 1940年代の後半に抗甲状腺剤が使用されるようになったが,それまでは確実なBasedow病の治療は手術以外には求められなかった.本剤の普及により,一時は本症の治療はすべて内科的に解決されたと考えられた,しかし経験を重ねるにしたがい,抗甲状腺剤のみで永久治療が期待出来る症例は,本症の中でも限られた一部のみであり,本剤による治療はBasedow病治療のすべてにはなり得ないことが認識されてきた.

悪性甲状腺腫

著者: 降旗力男 ,   牧内正夫 ,   野村節夫 ,   渡辺豊昭 ,   佐藤赳夫

ページ範囲:P.791 - P.797

はじめに
 悪性甲状腺腫は,甲状腺癌,肉腫のほかに,いわゆる転移性甲状腺腫(malignant adenoma)も包含されるが,甲状腺癌が大部分であって,肉腫,転移性甲状腺腫は稀である.したがつて,本稿では悪性甲状腺腫のうち,とくに甲状腺癌について,われわれの症例を中心に最近の知見を述べ,さらに甲状腺癌の随伴性症候について文献的考察を加えたい.

乳腺疾患

著者: 桑原悟

ページ範囲:P.798 - P.799

 乳癌が乳腺疾患では最大の関心事であるが,それを理解するためには,まず解剖学的事項から研究をすすめることが重要である.たとえば一般に人の乳腺腫瘍は外上四分円に圧倒的に多い,その理由はどうであろうか?いろいろ分類法があるがここでは,一般の四分法にしたがって話しをすすめる.外上四分円では乳腺組織が他の3ッの四分円より多いという考えがある.また誘導が十分でなく,うつ滞がおこり易い状態にあるとされる.さらに人は立つているから(サルや犬とは異なつて)乳房が下垂するので,微小血液循環が障害されやすいという研究もある.乳腺組織の迷入が外上四分円に多いが,それが理由だという人もある、さらに,性ホルモン感受性が,この部分がつよいという考えもある(久留).吾々は,このように,非常に高頻度において乳腺腫瘍が外上四分円に見られること(1399例中41〜42%)から組織学的,組織化学的に,四分円差異を調べた.つぎのような結果となった(小山).弾力線維は小葉間及び小葉内で,膠原線維は後者で増加していた.しかし格子線維や上皮細胞系統には部位別差はなかった.毛細血管内皮細胞核は小さかった.腺胞上皮細胞核の性クロマチンは多かった.アルカリフォスファターゼの軽度上昇がみられた.神経線維や肥胖細胞に差はなかつた.

内分泌の立場からみた膵疾患の外科

著者: 本庄一夫 ,   水本竜二

ページ範囲:P.801 - P.808

はじめに
 内分泌の立場から外科的に膵疾患を観察する際に,内分泌臓器としての膵疾患と,外分泌臓器としての膵疾患における内分泌的変動との二種が考えられる.内分泌臓器としての膵疾患には,その欠落症状を代表するものとして膵全剔及び膵切除後糖尿病があり,機能亢進症と考えられるものにはインスリン過分泌によるInsulinoma,ガストリンの過剰分泌によると考えられるZollinger-Ellison症候群或は水様下痢を特徴とするVerner&Morrison症候群があげられる他,セロトニンやグルカゴンを分泌するラ氏島腫瘍も報告されている.
 外分泌臓器としての膵疾患における内分泌的変動に関しては,膵炎におけるカリクレイン,グルカゴン等の関与や,下垂体,副腎皮質系や副甲状腺との関係,更に胃液分泌亢進や消化性潰瘍の発生等が論じられている.

臨床メモ

Gas Endarterectomyについて

著者: 村上忠司

ページ範囲:P.789 - P.789

 血管外科領域でもつとも多く遭遇する疾患である四肢の慢性動脈閉塞疾患は,本邦では数年前まではそのうち,閉塞性動脈硬化症の占める頻度がせいぜい10〜20%にすぎないといわれていた.しかし最近は生活様式の変化がその一因であろうとされているが,頻度の増加がみられ,石川らによると最近3年間の統計では46%を占めている.閉塞性動脈硬化症は閉塞性血栓血管炎に比し血行再建の適応例となるものが多く,血栓内膜剔除術あるいは人工血管,自家静脈などによるバイパス手術が行なわれている.
 ところでこの血栓内膜剔除術は血管移植の普及する以前から行なわれていたが,手技的にも困難でとくに閉塞が長い範囲におよぶ場合にはそれを完全に開通させるには高度の技術と,手術時間の延長も余儀なくされていた.

Calot's triangleの確認

著者: 鶴見清彦

ページ範囲:P.817 - P.817

 胆嚢摘出術に際し最も重要なことは,胆嚢動脈・胆嚢管を如何に正確に処置するかということにつきると思われる.しかしながら胆嚢動脈・胆嚢管は,その走行にVariationが多く,その上胆嚢摘出を必要とするような胆嚢は,頸部・胆嚢管と周囲組織との癒着が殆んどの症例に認められ手術も細心の注意を必要とするようになる.
 胆嚢摘出術はいわゆるCalot's triangleを確認(作製)出来れば手術は半ば成功したも同然で,次は胆嚢管の結紮切離が重要である.

論説

レーザ・ビームによるヒトの腫瘍の治療

著者: 菱本久美郎 ,   土地邦和 ,   安達秀治 ,   桜井靖久 ,   藤正巌 ,   渥美和彦

ページ範囲:P.811 - P.817

はじめに
 1959年にMaiman16)がルビー・レーザの発振に成功してから今日までのわずか数年間に生物学,医学領域におけるレーザの基礎的並びに応用面での研究も著しく進歩したが,殊にレーザによる腫瘍の治療は極めて興味ある応用部門として注目され1963年以来欧米殊に米国においてMcguf17)18,19),Minton と Ketcham20)21)22),Goldman とWilson4)5)6),FineとKlein2)3)らにより動物およびヒトの腫瘍について試みられレーザの腫瘍への効果について検討されて来ているのに対して,本邦では渥美・桜井26)らによりマウスの移植腫瘍について報告されたのみでヒトの悪性腫瘍のレーザ療法に関しては未だ報告をみない.
 私どもは東京大学医学部医用電子研究施設において国産の高出力医用レーザ装置を用いて,老人の下腿に発生した皮膚の扁平上皮癌をレーザで治療する機会をえたので,本邦におけるヒトの癌のレーザ治療第1例13)とたて報告するとともに腫瘍のレーザ療法一般について現況と展望とを概説する.

生体接着剤の進歩—Ⅰ.n-Alkyl Alpha Cyanoacrylate

著者: 松元輝夫

ページ範囲:P.819 - P.825

はじめに
 n-Alkyl Alpha Cyanoacrylateには生体上で重合し,組織の接着或は止血に役立つ特性がある.Methylcyanoacrylate monomerは,Eastman 910として在来の外科の概念とは異なつた縫合糸の使用によらない臓器ないし組織の修復および止血に使用されて来た1)さらに,日本においては,ethylcyanoacrylate monomerを主成分とするAronAlphaの動物実験および臨床への応用も種々報告されている.しかしながらmethyl cyanoacrylateによる組織の炎症性反応の程度は著しく強く,したがつてその臨床応用は極めて限られている現状である.一方,Aron Alphaによる組織反応もmethyl cyanoacrylateのそれに比較して必ずしも軽度であるとはいい難い.
 一方,炭素原子の数を増すことによって合成された各種cyanoacrylate monomerの動物実験の結果より,methylあるいはethyl cyanoacrylateの止血および接着力を犠牲にすること無く,組織の炎症性反応を最低限にとどめめることも可能であるということが明らかにされた2)

患者と私

町医の歌へる

著者: 出月三郎

ページ範囲:P.832 - P.833

 「臨床外科」編集室から「患者と私」という課題で稿を求めて来た.抽象的の理論を述べてもつまらないので,私は極めて具体的に書いてみたい.若い時から玩んだ短歌の中から,このテーマに関係ある私の歌を拾つてみることにする.これらの歌は昭和21年から43年に亘つている,歌は概ね制作年次に並べてみる.従つて同一趣向のものが重複するかも知れない.歌の後の括弧内の数字は制作年次である.
 両足を切断すべきこの人に向ひて われは何を言ふべき(S. 21)

海外だより

パリ消化器病研究所

著者: 島津久明

ページ範囲:P.836 - P.838

 パリの北端ボルト・ド・サントゥアンで地下鉄を降りると,すぐその街角にパリ大学医学部に付属する病院の一っHôpital Bichatがある.モンマルトルの丘の北側斜面の裾野に拡がるこの界隈は,灰色のすすけたアパートや商店街が密集たていわゆる下町的雰囲気に包まれた一帯である.隣りの四つ辻ボルト・ド・クリニァンクールではパリ名物の一つ「ノミの市」も毎週末に開かれている.ニイ街道の歩道一杯に接して黄土色の古いレンガ造りの建物が立ち並び外から見るとあまり病院という印象を与えない.著者はこの敷地の一隅にある消化器病研究所で約1年半の期間その研究活動の一環に加わつて滞在した.数年前に新設されたばかりのこの研究所は国立健康・医学研究機関に所属する一分科施設でここだけが近代的な装いをもち,昔ながらの古めかしい臨床病棟の間で異色を放つている.所長のS.Bonfils教授は同病院内科の主任を兼任する当年46歳の気鋭の学者である.十数名の研究員と約20名のテクニシァンで構成されるこの研究所は決して大規模な施設ではないが,生化学・免疫・生理・病理・電顕・アイソトープなどの部門に細分され,所長がLambling教授の助手時代から手がけている胃分泌の研究に主力をおいて精力的な活動を行なつている.

外国文献

ショックを修飾する因子,他

ページ範囲:P.839 - P.842

 ショックの予後は心筋硬塞・癌・門脈圧亢進症などの存在で極めて悪いことはいうまでもない.乳酸過剰・無尿・昏睡呼吸障害なども予後不良の徴とされる.Wilson(Ann.Sur.169:93,1969)はWayne大学ShockUnitでみた300例の重症ショックのうち,血圧<80,チアノーゼ(不完全な組織灌流)およびCI<3.5l/min/m2,尿<25ml/h,代謝性アシドージス(HCO3<21mEq,あるいは動脈血乳酸<15mg),脳心腎機能の血管収縮剤拡張剤に対する反応性の5項目をcriteriaとして203名を調査した.lethal signsは無尿(29.2%死亡,救命8.3%),このうち敗血症45例では4.4%救われたのみ.呼吸不全合併では18.8%救命,つぎに昏睡で,deep 53例では救命7.5%,死亡28.3%,salnicoma50例では救命12%,死亡38%.つぎにレスピレーターを要する呼吸不全では69例中,救命4.3%,死亡26.1%.気管切開(レスピレーターなし)25例では救命16%,死亡26%.

救急医講座

頭部外傷の治療—救急処置から社会復帰まで—<2>急性期のベッドサイドの治療

著者: 西村謙一

ページ範囲:P.844 - P.848

Ⅳ.急性期のベッドサイドの治療
 急患として運び込まれた頭部外傷患者で,直ちに手術を必要としない症例ならびに術後の患者は,刻々と変化する状態を把握するための観察と同時に積極的に処置を行なうベツドサイドの治療が中心となる.その治療プログラムは第1表に示す.ここでは,いわゆる治療,看護,およびリハビリテーションの3者が充分その力を発揮してはじめて効果を上げることができる.受傷後少なくとも12時間,通常は24時間から48時間は観察と同時にプログラムに示すように多くの処置を必要とするので,できれば看護婦の監視下におく特別な部屋が望ましい,家族をそばにおくことは処置を行なうにあたり困難を生じることが多いので,よく理由を話して理解してもらい面会謝絶にしておく.重症例には酸素投与が原則であるので防爆,火災の防止の点からだけでも多人数が患者に付添うのは感心しない.
 次に,治療プログラムを実行するにあたり,重要と思われる点をやや具体的に述べる.

講座 血管外科入門・1

臨床診断のすすめ方

著者: 三島好雄

ページ範囲:P.850 - P.856

はじめに
 四肢には,動静脈の閉塞や内腔の拡張・奇形・外傷などがみられ,血管外科の対象となつている.とくに近年,生活様式の変化なども手伝って我が国でも手術の対象となる疾患が次第に増加して来た,したがつて,今や血管外科は一般外科医にとっても大切な分野となったと云えよう.以下に,日常遭遇することの多い血管疾患を中心に,臨床診断・血管造影・治療などについて述べてみたい.

症例

良性脳圧亢進症の臨床

著者: 大塚顕

ページ範囲:P.857 - P.862

はじめに
 良性脳圧亢進症とは,持続的な脳圧亢進症状を示しながら局在的神経症状がなく,髄液の性状にも異常を認めず,脳室拡大のないものをいい,たかも多くは数ヵ月で症状が消退し,一般に予後の良好なものであるが,ある時期において本症と診断されたものでも,経過を追つてみると後で脳室の拡大をきたしたり,神経症状が現われてきたりして脳腫瘍や静脈洞血栓,あるいは,その他の病変が発見される場合がある.われわれは,過去8年間に経験した19例につて,臨床所見,脳波所見,内分泌検査所見等を検討し,さらに最短2年,最長12年にわたる予後調査を行ない,改ためて本症を把握することができた.また,初診時本症と思われたもので,後に他の病変が発見された2症例を紹介し,本症の臨床およびその診断上の問題点などについてふれてみたい.

Milchの尺骨短縮術の経験

著者: 平川寛 ,   三浦基弘 ,   高田若雄 ,   村瀬鎮雄

ページ範囲:P.863 - P.865

はじめに
 焼骨遠位端骨折の変形治癒やMadelung変形に対する手術としては,橈骨の骨切り術とあわせてDarrach, Dingmanらの尺骨遠位端切除術,あるいは,Milchらの尺骨短縮術などが一般に行なわれている.われわれは,このような6症例にMilchの尺骨短縮術を行なっているが,今回はMadel-ung変形の2例についての経験をのべる.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

78巻13号(2023年12月発行)

特集 ハイボリュームセンターのオペ記事《消化管癌編》

78巻12号(2023年11月発行)

特集 胃癌に対するconversion surgery—Stage Ⅳでも治したい!

78巻11号(2023年10月発行)

増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて

78巻10号(2023年10月発行)

特集 肝胆膵外科 高度技能専門医をめざせ!

78巻9号(2023年9月発行)

特集 見てわかる! 下部消化管手術における最適な剝離層

78巻8号(2023年8月発行)

特集 ロボット手術新時代!—極めよう食道癌・胃癌・大腸癌手術

78巻7号(2023年7月発行)

特集 術後急変!—予知・早期発見のベストプラクティス

78巻6号(2023年6月発行)

特集 消化管手術での“困難例”対処法—こんなとき,どうする?

78巻5号(2023年5月発行)

特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法

78巻4号(2023年4月発行)

総特集 腹壁ヘルニア修復術の新潮流—瘢痕ヘルニア・臍ヘルニア・白線ヘルニア

78巻3号(2023年3月発行)

特集 進化する肝臓外科—高難度腹腔鏡下手術からロボット支援下手術の導入まで

78巻2号(2023年2月発行)

特集 最新医療機器・材料を使いこなす

78巻1号(2023年1月発行)

特集 外科医が知っておくべき! 免疫チェックポイント阻害薬

icon up
あなたは医療従事者ですか?