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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻6号

1969年06月発行

臨床メモ

Calot's triangleの確認

著者: 鶴見清彦1

所属機関: 1東邦大学大橋病院外科

ページ範囲:P.817 - P.817

文献概要

 胆嚢摘出術に際し最も重要なことは,胆嚢動脈・胆嚢管を如何に正確に処置するかということにつきると思われる.しかしながら胆嚢動脈・胆嚢管は,その走行にVariationが多く,その上胆嚢摘出を必要とするような胆嚢は,頸部・胆嚢管と周囲組織との癒着が殆んどの症例に認められ手術も細心の注意を必要とするようになる.
 胆嚢摘出術はいわゆるCalot's triangleを確認(作製)出来れば手術は半ば成功したも同然で,次は胆嚢管の結紮切離が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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