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文献詳細

雑誌文献

臨床外科24巻7号

1969年07月発行

消化器外科症例集 症例

乳児消化管重複症について

著者: 内野純一1 奥村信介1 宮川清彦1 川上静夫1 櫛田正一1 上野冬生1 武田武夫2

所属機関: 1北海道大学医学部第一外科教室 2北海道大学医学部小児科教室

ページ範囲:P.993 - P.999

文献概要

 消化管重複症は舌根より肛門に至るまでの全消化管にみられる先天性奇形であるが,大きさの増大,消化管閉塞,出血あるいは軸捻転などの合併症を起こして初めて発見されることが多い.
 本症は比較的まれな疾患とされており,石田1)らの報告によれば,本邦文献報告例は1923年田村2)の報告以来64例にすぎず,そのうち乳児は25例をしめている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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