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症例
Lutembacher症候群の1手術治験例
著者: 林久恵1 乃木道男1 檜山輝男1 小柳仁1 小林尚子1
所属機関: 1日本心臓血圧研究所外科(東京女子医科大学)
ページ範囲:P.1166 - P.1170
文献購入ページに移動心房中隔欠損と僧帽弁狭窄の合併については,古くから,Corvisart,J. N.(1814)1),Louis,p.(1826)2),Martineau(1911)3),Mc Ginn,S. & White,P. D.(1865)4)などの報告があるが,1916年Lutembacher,R.5)が報告して以来,Lutembacher症候群と呼ばれている.
本症候群は,かっては発生頻度の高いものと考えられていたが5),その後の諸家の経験によりむしろ稀な疾患であるとの見解が有力である6)7)8)9).
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