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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻1号

1970年01月発行

特集 特殊な輸血とその現況

洗浄血球輸血方法

著者: 東平介1 久保大次郎1 渋田大2 久保田修3 矢野想之輔4 横山繁樹5 古谷幸夫5 中本毅5 永根隆治5

所属機関: 1伊香病院 2京都府立与謝の海病院 3明石市民病院 4愛媛県立今治病院 5京都府立医大第二外科

ページ範囲:P.47 - P.52

文献概要

はじめに
 まず「洗浄血球輸血方法」の名の由来から記述し始めねばならない.
 Calloway(1953),Smith(1951),Mollison(1940)の報告以来,正常血漿量を有し,Naの増加が好ましくない貧血患者,老人や心機能失調者で血漿量増加による負担に耐えられない患者に対して,輸血を行なう必要があるときに血球輸血方法として行なわれていた.またこれは,低蛋白症に対する直接の蛋白補給にもなるといわれていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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