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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻1号

1970年01月発行

文献概要

外国文献

early traumatic epilepsy,他

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ページ範囲:P.113 - P.116

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 晩発性とは原因も経過もことなる.Jennett(J. Neu-rol. Neurosurg. Psych. 23:295,1960)は1000例の外傷で46例のearly fit(11週まで)を見た.このうち45例が第1週内であつた.そこで1週以内をearlyとし,Jennett(Lancet 1:1023,1969)はOxford(189例),Glasgow(150例),別に銃創73例の発作発生を8週まで追った.1週273例,銃創47例,2週16例,銃創10例,3週8例,銃創0.4週9例,銃創4例.5週9例,銃創3例.6週7例,銃創3例.7週5例,銃創2例.8週12例,銃創4例以上第1週に多発,銃創のみは2週にも多発することを知つた.early seizureの後で再発頻度をみるとnon-missileで27%,missileで46.3%,2週以後ではnon-missile 70.7%,missile 79.2%であり,early seizureでは再発率が有意に低い.そこでearly seizureの型をみるとlocalized motor attack 41.1%,temporal lobe epilゼロ%,2週以後はそれぞれ17.1%および19.5%.有意にloca-lized motor型が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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