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特集 熱傷の早期治療 総説
熱傷の局所療法—開放療法を中心として
著者: 平山峻1
所属機関: 1東京警察病院熱傷センター
ページ範囲:P.1481 - P.1486
文献購入ページに移動はじめに
熱傷の局所療法は従来いろいろの方法が行なわれているが,それらの方法を大別すると,開放療法,閉鎖療法とに分けることができる.前者の治療法は,熱傷局所を単に空気に直接ふれさせることにより,早期乾燥させ局所部の感染を予防し,後者は熱傷部を繃帯で被うことにより治療を行なう方法である.
いずれの治療法も一長一短はあるが,熱傷の局所療法を行なう場合,熱傷の部位,深さなどにより治療方法の適応を考えた上で,おのおのの方法を選択すべきであろう.
熱傷の局所療法は従来いろいろの方法が行なわれているが,それらの方法を大別すると,開放療法,閉鎖療法とに分けることができる.前者の治療法は,熱傷局所を単に空気に直接ふれさせることにより,早期乾燥させ局所部の感染を予防し,後者は熱傷部を繃帯で被うことにより治療を行なう方法である.
いずれの治療法も一長一短はあるが,熱傷の局所療法を行なう場合,熱傷の部位,深さなどにより治療方法の適応を考えた上で,おのおのの方法を選択すべきであろう.
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