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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻10号

1970年10月発行

文献概要

特集 熱傷の早期治療 総説

熱傷の合併症

著者: 添田周吾1

所属機関: 1東京大学医学部形成外科

ページ範囲:P.1511 - P.1517

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 広範囲熱傷はショックをはじめ呼吸器,循環器,腎などの不令,代謝の変動・感染などさまざまの病態生理の変動を伴う全身性疾患とも考えられるものである.熱傷による大きなストレス,大量の輸液輸血,長期間の臥床,何回もの麻酔や手術などを要し,その間にさまざまの全身的および局所的合併症を生じ得る.
 合併症のうちには感染のごとく必然的といつてもよい位に起こるもの,肺水腫・腎不全などのごとく輸液などの治療と複雑にからみあつているもの,血清肝炎のように治療によつて生じたものなどもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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