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文献概要
特集 Silent Disease
腸のSilent Disease
著者: 岩塚迪雄1
所属機関: 1東京女子医大消化器病センター
ページ範囲:P.1845 - P.1852
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最近,レ線診断技術の向上および十二指腸ファイバースコープ,大腸ファイバースコープ等の内視鏡の進歩に伴い,消化管疾患の診断は著しい向上を示している.
しかし,まだ下部消化管の診断は,小腸は勿論,大腸を含めて,上部消化管に比し,非常に遅れているのが現状である.その理由としては,下部消化管の頻度が上部消化管のそれに比して少ないこと,解剖学的制約のあること,検査が前準備を含めて繁雑になりやすいこと等があげられる.
最近,レ線診断技術の向上および十二指腸ファイバースコープ,大腸ファイバースコープ等の内視鏡の進歩に伴い,消化管疾患の診断は著しい向上を示している.
しかし,まだ下部消化管の診断は,小腸は勿論,大腸を含めて,上部消化管に比し,非常に遅れているのが現状である.その理由としては,下部消化管の頻度が上部消化管のそれに比して少ないこと,解剖学的制約のあること,検査が前準備を含めて繁雑になりやすいこと等があげられる.
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