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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻12号

1970年12月発行

文献概要

特集 Silent Disease

腸のSilent Disease

著者: 岩塚迪雄1

所属機関: 1東京女子医大消化器病センター

ページ範囲:P.1845 - P.1852

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はじめに
 最近,レ線診断技術の向上および十二指腸ファイバースコープ,大腸ファイバースコープ等の内視鏡の進歩に伴い,消化管疾患の診断は著しい向上を示している.
 しかし,まだ下部消化管の診断は,小腸は勿論,大腸を含めて,上部消化管に比し,非常に遅れているのが現状である.その理由としては,下部消化管の頻度が上部消化管のそれに比して少ないこと,解剖学的制約のあること,検査が前準備を含めて繁雑になりやすいこと等があげられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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