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特集 手術と出血対策Ⅰ
静脈洞からの出血対策
著者: 中村紀夫1
所属機関: 1東京大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.187 - P.194
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静脈洞からの出血対策を問題にとり上げる場合には,あらかじめ静脈洞が傷ついて出血している状態を前提としているのと,手術の過程で静脈洞を傷つける危険およびその処置を論ずるのとで,かなりのちがいがある.
前者はもつぱら外傷による静脈洞損傷であり,後者は各種脳外科手術において,静脈洞を傷つける場合である.
静脈洞からの出血対策を問題にとり上げる場合には,あらかじめ静脈洞が傷ついて出血している状態を前提としているのと,手術の過程で静脈洞を傷つける危険およびその処置を論ずるのとで,かなりのちがいがある.
前者はもつぱら外傷による静脈洞損傷であり,後者は各種脳外科手術において,静脈洞を傷つける場合である.
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