icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻4号

1970年04月発行

特集 心臓と血管の外科

論説と症例

Venous gangreneの1例

著者: 阪口周吉1 石飛幸三1 深見博也1 亀田正1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室

ページ範囲:P.568 - P.572

文献概要

はじめに
 静脈血栓症はわが国においても最近漸次増加しつつあると云われる1)2).本症では臨床的に軽重さまざまの型がみられるが,最も重症のものはvenous gangreneといわれ,あたかも動脈閉塞症のように患肢の壊疽を生じ,極めて予後不良のものである.欧米ではかなりの報告があるが,わが国ではその詳細な報告が全く見当らない.最近著者らは貴重な1例を経験したので,その知見を報告し若干の考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら