文献詳細
文献概要
特集 縫合不全
連続縫合と結節縫合の得失
著者: 鈴木五郎1
所属機関: 1国立千葉病院
ページ範囲:P.779 - P.784
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組織の切離と縫合とは外科手術の基本でもあり,古来,種々の方法が工夫案出された.ここでは縫合法を問題とする.
縫合のしかたはきわめて多様であるが,問題は組織を傷害することなく,しかも強固に創が接着して自然治癒を営ましめ,しかもその後の経過に障害を残さぬことが望まれる.その基本法を二大別して連続縫合と結節縫合とする.そうしてその両者の得失如何というのが主題である.
組織の切離と縫合とは外科手術の基本でもあり,古来,種々の方法が工夫案出された.ここでは縫合法を問題とする.
縫合のしかたはきわめて多様であるが,問題は組織を傷害することなく,しかも強固に創が接着して自然治癒を営ましめ,しかもその後の経過に障害を残さぬことが望まれる.その基本法を二大別して連続縫合と結節縫合とする.そうしてその両者の得失如何というのが主題である.
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