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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻6号

1970年06月発行

特集 縫合不全

胃手術後の縫合不全

著者: 信田重光1 渡部洋三1 津田英彦1 池口祥一1

所属機関: 1順天堂大学医学部外科学教室

ページ範囲:P.805 - P.811

文献概要

はじめに
 胃の手術に際して,もつとも重要な合併症として縫合不全による腹膜炎があげられる.近年,抗生物質,麻酔,術前,術後管理の進歩などにより,高齢者への手術適応範囲がかなり拡大してきたけれども,高齢者に術後,縫合不全が起こると,死に至る危険が大きく,本症は外科臨床上もつとも注意すべき合併症といえよう.以下教室において経験した胃手術後の縫合不全例を臨床的に分析し,その対策を考察したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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