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文献詳細

雑誌文献

臨床外科25巻7号

1970年07月発行

特集 腫瘍の病理と臨床

論説と症例

小児聾唖甲状腺腫の臨床—とくにPendred's syndromeについて

著者: 渡辺岩雄1 柘植更一1 松浦清勝1 遠藤辰一郎1

所属機関: 1福島医科大学第二外科教室

ページ範囲:P.1099 - P.1104

文献概要

はじめに
 われわれはすでに小児甲状腺癌の臨床に関し,その生物学的特性について報告1)した.
 近年,幼少年期における甲状腺腫と先天性聾唖との合併はPendred's syndromeと呼称2-5)され,しかも本症候群における甲状腺腫は腺内ホルモン合成障害機序を有するとともに組織学的には悪性像を示すものがある3-5)とされ興味深いものがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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