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文献概要
特集 縫合糸の問題点
外科用縫合糸の現況と展望
著者: 岩佐博1 今村憲一郎1
所属機関: 1東京医学歯科大学第1外科
ページ範囲:P.1165 - P.1175
文献購入ページに移動はじめに
縫合糸は現代の外科手術に不可欠のものでありながら,従来使用する外科医は比較的無造作に習慣的に取扱つて来た傾向がある.
しかし,この方面についてもたゆまざる研究がなされ,滅菌ずみの縫合糸の生産,細い部分を縫うための非外傷性針atraumatic needleつき縫合糸の出現はやがて,多くの部分を縫う針つき糸への製造まで種々の工夫がなされて来ている.
縫合糸は現代の外科手術に不可欠のものでありながら,従来使用する外科医は比較的無造作に習慣的に取扱つて来た傾向がある.
しかし,この方面についてもたゆまざる研究がなされ,滅菌ずみの縫合糸の生産,細い部分を縫うための非外傷性針atraumatic needleつき縫合糸の出現はやがて,多くの部分を縫う針つき糸への製造まで種々の工夫がなされて来ている.
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