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特集 これからの外科 外科領域における診断法の進歩
心臓,血管系を中心に
著者: 杉江三郎1
所属機関: 1北海道大学医学部・第2外科
ページ範囲:P.133 - P.139
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治療医学における診断法の目標にはふたつの面がある.ひとつは疾患に伴なう変化や病態を適確にとらえる正確度,つまり信頼性の高い方法であること,および第2は安全で患者に負担や苦痛を与えない方法であること,のふたつの条件が満されなければならない.
しかもこれら第1条件,第2条件ともどちらが優先するかの問題ではなしに,このふたつを同格に満足するものと考えるのが正当であろう.
治療医学における診断法の目標にはふたつの面がある.ひとつは疾患に伴なう変化や病態を適確にとらえる正確度,つまり信頼性の高い方法であること,および第2は安全で患者に負担や苦痛を与えない方法であること,のふたつの条件が満されなければならない.
しかもこれら第1条件,第2条件ともどちらが優先するかの問題ではなしに,このふたつを同格に満足するものと考えるのが正当であろう.
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