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特集 これからの外科
外科における医用電子と生体工学
著者: 渥美和彦1
所属機関: 1東京大学医学部医用電子研究施設
ページ範囲:P.149 - P.157
文献購入ページに移動I.医用工学の現状
最近,学問の分野は多様化するとともに,境界領域の学問が拡がりつつある.この中に,Bio-Medical Engineering(M.E.)という分野があるがこれは医学と工学との境界で,医用工学とよばれている.数年前にM.E.が研究されたときは,Medical Electronicsといわれ,工学の分野としてはエレクトロニクスが主体であつたが,現在では,エレクトロニクスの他に,メカニクス,光学,材料などが含まれ,この分野も一段と複雑になつている.つまり,医用工学の中には,Medical Electronicsの他にBiomechanics,Medical opto-electronics,Bio-materialなどが含まれることになる.
現在,医用工学の領域で研究されているものはきわめて多いが,これらは 1)生体計測,2)生体刺激,3)生体機能の代 行,4)生体情報の処理,5)医用システム工学, 6)その他に大きく分類されることになる.
最近,学問の分野は多様化するとともに,境界領域の学問が拡がりつつある.この中に,Bio-Medical Engineering(M.E.)という分野があるがこれは医学と工学との境界で,医用工学とよばれている.数年前にM.E.が研究されたときは,Medical Electronicsといわれ,工学の分野としてはエレクトロニクスが主体であつたが,現在では,エレクトロニクスの他に,メカニクス,光学,材料などが含まれ,この分野も一段と複雑になつている.つまり,医用工学の中には,Medical Electronicsの他にBiomechanics,Medical opto-electronics,Bio-materialなどが含まれることになる.
現在,医用工学の領域で研究されているものはきわめて多いが,これらは 1)生体計測,2)生体刺激,3)生体機能の代 行,4)生体情報の処理,5)医用システム工学, 6)その他に大きく分類されることになる.
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