icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻2号

1971年02月発行

文献概要

症例

胃漿膜を中心とした好酸球性肉芽腫の1例

著者: 千葉庸夫1 大沢一郎1 小田嶋栄作1 石川誠1 後藤勝也1 森照明1

所属機関: 1八戸市立市民病院外科

ページ範囲:P.370 - P.372

文献購入ページに移動
はじめに
 胃好酸球性肉芽腫は比較的まれな疾患であり,おもに胃粘膜下に好酸球浸潤を伴い,その中にアニサキス幼虫の虫体が発見されることがあり,最近では寄生虫による肉芽腫として報告されている.われわれは最近,漿膜を中心とした好酸球浸潤がみられ,付近の筋層にアニサキス幼虫の虫体を確認した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?