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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻4号

1971年04月発行

カラーグラフ 交通外傷シリーズ・4

胸部外傷の臨床

Ⅱ.胸部内臓損傷

著者: 前中由巳1 松井康信1 今村洋二1 原科孝雄1 伊藤隆雄1

所属機関: 1神奈川県交通救急センター・済生会神奈川県病院外科

ページ範囲:P.542 - P.551

文献概要

交通災害にもとづく胸部内臓損傷の最も多いものは肺損傷である.肋骨骨折にもとづく単純肺損傷(気胸,軽度の血気胸像を呈す)は一般に重篤な経過をとらないが,肺挫傷にもとずく肺内出血,肺破裂をきたした場合は,いわゆるWet Lungの臨床像を呈し重篤な経過をとる.心,大血管損傷は早期に多量の血胸像を呈し緊急処置により稀に救命されることがある.気管,気管支,食道等の損傷は稀である.—以下グラビアに続く—

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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