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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻4号

1971年04月発行

特集 外科とくすり—副作用と適正な使用法

強心,利尿剤の使用法—心臓領域を中心に

著者: 長谷川嗣夫1

所属機関: 1東京大学医学部胸部外科

ページ範囲:P.611 - P.619

文献概要

はじめに
 心臓外科の手術適応の拡大とともに,従来より術前ならびに術後の治療が一層複雑になつてきたけれども,また一方手術成績の向上はそうした患者管理の進歩に負うところがきわめて大きい.
 手術に関連した処置のなかには,安静,食事,ジギタリス剤を中心としたいわゆる強心剤,利尿剤,呼吸管理,ならびに補助循環まで,さまざまな手段が含まれており,それらがあいまつて大きな効果を上げているわけであるが,ここでは,心疾患の術前,術中,術後の強心剤,利尿剤の使用について,現在著者が行なつている方法を中心に検討してみたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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