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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻4号

1971年04月発行

特集 外科とくすり—副作用と適正な使用法

剖検例に見られた薬物の副作用

著者: 神山隆一1 高橋伶子1 森亘1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部病理学教室

ページ範囲:P.649 - P.658

文献概要

はじめに
 医学の発展と共に近来ますます多種の薬剤が使用されつつあり,これらは治療面における著効を示す反面,場合によつては等閑視できぬほどの副作用を呈することもあるようである.
 私どもは,剖検例を材料として,種々の臓器に薬剤による変化が比較的明瞭に出現していると考えられる症例を選び,ここに供覧したい.これらの実例を通して,一般ならびに術後の患者管理の面にいささかなりとも貢献し得れば幸いである.なお,ここに上げるものはいずれもいわゆる薬剤投与による結果で,手術あるいは麻酔方式における問題点,または輸血後肝炎などに関しては触れないものとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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