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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻6号

1971年06月発行

カラーグラフ 外傷シリーズ・6

頭部外傷の臨床

Ⅰ.頭部外傷患者の診断

著者: 平井秀幸1 塩原隆造1

所属機関: 1神奈川県交通救急センター・済生会神奈川県病院脳神経外科

ページ範囲:P.858 - P.859

文献概要

 現代の交通行政の近代化は理論的には交通の円滑と事故の撲滅を目標とすべきものであることはいうまでもない.しかし,意に反して交通事故による交通外傷患者の増加が報道されているのが現状である.交通外傷のうちで頭部外傷が最も重要視されるのは,その死亡症例が多数を占めていることと,その頻度が極めて高いことによると考える.
 交通頭部外傷患者の救急治療に当って肝要な点はfirst aidの処置と適確な診断,迅速な治療にあるといえる.そこで頭部外傷患者診断の要点を解説し,統計的事項,手術症例について図説することとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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