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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻6号

1971年06月発行

論説

感染性動脈瘤の外科治療—とくに抗生物質の投与法と手術手技について

著者: 川上敏晃1 村上忠司1 杉江三郎1

所属機関: 1北海道大学医学部第2外科

ページ範囲:P.983 - P.989

文献概要

はじめに
 近年血管外科領域での各種検査法・手術手技が確立され種々の血管病変に対し積極的な治療がおこなわれてきている.同時に血管造影,手術後の合併症も多くみられているが,とくに術後感染の併発はもつとも重大なものと考えられる1-8)
 そこで1次的あるいは2次的な動脈感染症ないしは感染性動脈瘤の治療法について考察することは意義のあることと考え著者らの経験例(表1)1)の経過を紹介するとともに本症治療の問題点を明らかにし最近の治療法についてのべてみたい2-12)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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