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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻8号

1971年08月発行

特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療

Ⅳ.胸部外傷 最近の興味ある胸部外傷症例

心臓,胸部大動脈,肺動脈貫通銃創にて救命しえた1例

著者: 星野喜久1 奈良圭司1 新井健之1 村上勝1 井上彬1 大島啓路1 三笠元彦1

所属機関: 1足利赤十字病院外科

ページ範囲:P.1261 - P.1264

文献概要

 外傷者患に対する救命手術の中でもつとも緊急を要するものは心臓,大血管の損傷に対する手術であると思う.このような症例の報告は過去にも多数見られるが,著者は心臓と胸部大動脈の貫通銃創で受傷後20分で,死亡直前に手術を行ない,救命し得たきわめてまれな好機に恵まれたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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