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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻8号

1971年08月発行

特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療

Ⅴ.腹部外傷

腹部外傷の診断と手術方法

著者: 星野喜久1 北島政樹1 高梨利次1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部外科学教室

ページ範囲:P.1265 - P.1270

文献概要

はじめに
 最近交通外傷その他災害外傷が増加し,外科臨床にたずさわつている人で,腹部外傷に遭遇しない医師は1人もいないのではないかと思う.しかしその初診時に適確に診断することは非常に困難で,多くの経験を有している外科医でもなおその治療方針の決定に迷うことがあると思う.特に腹部の非開放性損傷にこの傾向が強いので,今回著者の経験した非開放性損傷について述べ,診断および治療方針について概説を試みたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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