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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻8号

1971年08月発行

特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療

Ⅴ.腹部外傷 最近の興味ある腹部外傷症例

特異なる経過をたどつた胃穿孔を伴える外傷性横隔膜ヘルニヤの1例

著者: 西島洋司1 菅谷彪1 梅津武美1 渡辺登志男1 渋谷一誠1

所属機関: 1平鹿総合病院外科

ページ範囲:P.1311 - P.1314

文献概要

緒言
 われわれは外傷直後に肋骨骨折を認めたのみで経過しながら,第12病日の高圧浣腸施行時の腹圧上昇を契機として急激な全身症状の悪化をもたらした胃穿孔を伴える外傷性横隔膜ヘルニヤの1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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