icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻8号

1971年08月発行

特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療

Ⅷ.血管の外傷

大静脈の損傷による出血とその対策

著者: 和田寿郎1 光岡洋1

所属機関: 1札幌医科大学胸部外科学教室

ページ範囲:P.1351 - P.1355

文献概要

緒言
 近年飛躍的に増加せる交通外傷や,増大せる社会不安を反映する弾創,刺傷,その他種々の原因により数多くの犠牲者が生じている.しかしながら近代外傷外科学の発展によつて,以前は処置不可能であつた心臓血管損傷患者も救命される事が可能となつてきたが反面外科医に求められる外傷直後の適正なる診断,および,迅速なる処置について精通している事が要求されるに至つた.
 ここではそのうち大静脈の損傷を中心に記す事とする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら