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文献詳細

雑誌文献

臨床外科26巻9号

1971年09月発行

特集 上腹部痛—誤りやすい疾患の診療

上腹部痛を主訴とする急性腹症—特発性食道破裂,腸間膜血管閉塞症,腹部大動脈瘤破裂,解離性大動脈瘤

著者: 梅園明12 竹内成之3

所属機関: 1済生会宇都宮病院外科 2慶応義塾大学外科 3慶応義塾大学心臓血管外科

ページ範囲:P.1461 - P.1466

文献概要

はじめに
 特発性食道破裂,腸間膜血管閉塞症,腹部大動脈瘤破裂,解離性大動脈瘤などはいずれも比較的まれな疾患であり,このためにとかく急性腹症を診断する場合にこれらの存在性が念頭より去り,診断を誤り,適切な治療を失することが少なくない.
 これらの疾患の知識と存在性を認識していることにより正しい診断を下すことが可能であると思われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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