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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科27巻1号

1972年01月発行

雑誌目次

特集 早期癌の外科治療

早期肺癌

著者: 池田茂人 ,   小野良祐 ,   難波煌治 ,   成毛韶夫

ページ範囲:P.31 - P.38

はじめに
 早期胃癌の5年生存率は90%以上を得ているのに,肺癌の治療成績は決してかんばしいものではない.この原因については多くの問題が存在するが,肺の臓器特異性によることが多い.すなわち,肺が実質臓器であり,しかも小循環系の血管がきわめて豊富なので,大循環系に対し転移の可能性が高いことが考えられている.
 しかし近年,肺癌の早期診断法は著しく進歩し,とくにX線診断法の確立,気管支ファイバースコープの開発によつて,早期の肺癌の診断とくに確定診断が行なわるようになり,早期の肺癌の報告もしばしば報告されるようになつてきた.

早期乳癌の外科治療

著者: 久野敬二郎

ページ範囲:P.39 - P.43

はじめに
 早期乳癌の定義が確定されているわけではないが,わが国では厚生省の「乳癌早期発見の開発に関する研究班」では成績をまとめる都合上,手術材料における肉眼的腫瘤の長径が2cm以下のものを一応早期乳癌ということにしている.この場合,リンパ節転移の状況は考慮に入れない.長径2cm以下の乳癌の頻度は,われわれのところで手術したprimary caseの乳癌1,773例のうち749例で,42.2%である.
 乳癌の長径と組織学的腋窩リンパ節転移率との関係は付図のごとく,長径1.0cm以下では,転移陰性83%,転移リンパ節1〜3コ15%,4〜10コ1%,11コ以上1%,長径1.1〜2.0cmでは,転移陰性64%,1〜3コ26%,4〜10コ6%,11コ以上4%,以下腫瘤が大きくなるにつれて腋窩転移率は高くなる.長径2cm以下の乳癌749例のうち腋窩転移陽性が232例31%あるということは乳癌の治療に際して十分に考慮しなければならないことである.

早期胃癌の外科治療

著者: 三輪潔

ページ範囲:P.45 - P.50

はじめに
 胃癌の外科治療は,現在のところ胃癌を治癒せしめうる唯一の方法であり,その歴史はかなり古いが,早期胃癌の手術は,診断がなされた上で意識的に行なわれるようになつたのはまだ10年に過ぎない.著者は,かつてわずか100例の早期胃癌の手術経験をもとに,手術するにあたつての外科医の立場からみた問題点について,故久留勝先生監修の早期胃癌図譜(1966年)に記述した1)が,国立がんセンターが昭和37年5月に開院してから,昭和45年末までに切除された早期胃癌症例が405例を数えるに到つたので,この経験をふりかえつて,ふたたび早期胃癌の外科治療の問題にふれてみようと思う.

大腸早期癌の外科治療

著者: 山田粛

ページ範囲:P.51 - P.54

はじめに
 大腸早期癌は,癌の浸潤が粘膜内または粘膜下に止り,いまだ粘膜下層への浸潤のないものをいう.転移の有無は問わないことになつているが,実際上転移のあることは稀である.大腸早期癌の大きさはおおむね2cm以内に止り,2cmを越えるものは少なく,治癒率ははなはだ高い.われわれの症例によると大腸癌のうちで長径が2cm以内のものは全部早期癌の範囲にあったが,2.1〜3.0cm例(壁在例)ではリンパ節転移約35%,早期癌16%,5年生存率60%であつた.われわれの早期癌29例の分析によると,形態的には有径ポリープ状42%,無茎ポリープ状26%,潰瘍形成性31%であつた.Sprattらによる20例(smallcancer)ではpedunculated 30%,sessile poly—poid 10%,sessile 30%,ulcerated 30%になつている.またわれわれの多発癌例中にみられた早期癌中にはⅡa型扁平隆起性腫瘍が少数にあつた.全例を通じて腺管構造の明らかな腺癌であり,硬癌,膠様癌はみられなかつた.また胃にみられる表面陥凹型(Ⅱc)も発見できなかつた.

早期胆道癌の外科治療

著者: 永光慎吾

ページ範囲:P.55 - P.65

はじめに
 胆道系の癌は今日なお予後のきわめて悪い疾患である.今日行なわれている胆道系の癌の診断法では診断確定の時点ですでにそのほとんどが根治手術不能で,単なる切除すら可能なものはきわめて少ない.
 欧米の文献に表われた報告をみても全胆嚢癌中術後5年生存率はおおむね1〜5%である.しかもそのほとんどのものは術前に確診がついて手術されたものではなく,他の胆道疾患すなわち胆石症や胆嚢炎として手術され,術中所見や切除標本の肉眼および顕微鏡所見によつてはじめて癌と診断されたものである.

早期小児癌について

著者: 石田正統 ,   斉藤純夫 ,   土田嘉昭 ,   牧野駿一

ページ範囲:P.67 - P.74

はじめに
 早期癌の外科治療という題名の中でとくに,小児ガンについて述べよというご指定であるが,筆者は一体何を取り上げたらその責を果せるのか,現段階ではむしろお断りするのが将来に混乱を残さないで済むのではないかとさえ考えたが,一面,たしかに小児悪性腫瘍の中には手術のみで15年以上も生存し完治したと思われるものもある事実から見て早期癌ということばの意味に沿ったものがあると考え,筆者の経験例を分析して記述し,その責の一端を果たすことにする.
 かつて早期胃癌という日本語の発展過程において,"早期胃癌というのは切ったら治る胃癌という意味でなければならない"といわれた1).このことは早期胃癌が表在性胃癌と変遷してもその願望するところは同じであろう.したがつてこの時点の考え方に準じて,切つたら治つた小児ガンというものを多角的に分析して,こういうものは切れば100%近く治つたということを記述することによつて将来の分析の参老になることを念じつつ諸家のご批判を仰ぐ次第である.

カラーグラフ

刺創による心室中隔欠損および大動脈・肺動脈瘻

著者: 新井達太 ,   池田祐之

ページ範囲:P.8 - P.11

 穿通性心臓外傷のために,心室中隔欠損と大動脈—肺動脈瘻となり,手術により根治せしめた症例を経験した.この症例は,喧嘩をして千枚通し様のもので,左と右前胸部の2ケ所を刺され,一時ショック状態となったが,輸血などの処置により危機を脱した.数日後,胸骨右縁第Ⅱ・Ⅲ肋間に連続性心雑音がきかれるようになり,検査を施行.大動脈—肺動脈瘻の診断の下に手術を施行.さらに刺創による心室中隔欠損もあり,同時にこれも閉鎖した.

グラフ

目で見るペインクリニックの実際

著者: 若杉文吉

ページ範囲:P.13 - P.19

 慢性疼痛あるいは激烈な難治疼痛に対するこれまでの多種大量の薬物療法は多くの批判がなされ効果的な治療法が真剣に考えられるようになつてきた.ペインクリニックでは神経ブロックを縦横に駆使してこの問題に対処しており,その意義,治療の対象となる疾患等に関してはこれまでいくつかの解説がある.
 そこで今回は10年の経験をもとに設計し,1昨年11月に完成した筆者らのペインクリニックを紹介し,そこでどのような神経ブロック法が行なわれ,痛み,麻痺,痙攣等の治療が行なわれているかを簡単に図解説明してご批判を仰ぎたい.

外科の焦点

胃の術中細胞診法について

著者: 竹中正治 ,   谷田秀 ,   宗像雅丈 ,   竹内隆 ,   谷田理 ,   佐々木義夫

ページ範囲:P.21 - P.26

はじめに
 胃の細胞学的診断法の発達にともなつて,胃癌の診断だけでなく,胃癌と悪性リンパ腫との鑑別も可能になつてきた.これは直視下に細胞採取を可能にした内視鏡の発展に負うところが大である.一般に病変部の肉眼的所見だけでは,良性か悪性かを識別するには困難な場合が多い.著者らは術前に診断の困難な症例に対して,術中に積極的に診断をつけ,手術方針を決定する方法として,術中の塗抹細胞診の有用性を強調してきた.初期の頃の成績については,すでにその詳細を報告したが,その後さらに症例をかさね,そのうちから術中,術後の細胞診標本および組織標本の3者を比較しえた107例の成績をもとに,今後の術中細胞診のあり方および意義について検討してみたい.

トピックス

α-fetoproteinとhepatoma

著者: 平井秀松

ページ範囲:P.76 - P.77

はじめに
 この蛋白は胎児血清中に存在するグロブリン性蛋白で,電気泳動の易動度が成人血清のα-グロブリンと同じである.
 WHOの命名委員会はfetospesi-fic serum α-globulin(胎児特異性血清α-グロブリン)の名を正式名とし,慣用名をα-fetoproteinとするよう推薦している.私としては異論もあるが,一応この命名に従おう.ただし略号としては是非ともαfを励めたい.

外国文献

性早熟のみを呈した脳腫瘍,他

ページ範囲:P.79 - P.79

 男10歳,女8歳以前に陰毛発育は性早熟(SP)である.SPは種々の疾患でおこり,また脳腫瘍でも起こるが,SPだけで他症状のない脳腫瘍(BT)は稀で,hy-pothalamus-pituitary-gonadという刺激も明かでない.Hung(Am.J.Dis,Child.,121:524,1971)は9歳少年,陰毛発育・陰茎大という主訴が8カ月前からあつて入院したのを報じている.声変り,ニキビもある,腋毛は2カ月前に生じた.身長・体頭・頭囲などの計測は大体正常域.陰茎6.5cm長,径3cm,陰嚢は成人様にシワあり.睾丸3.5×2cm.脳症状,神経症状はない.視力聴力全く正常.血液・尿の化学正常.ホルモンを測定すると尿gonadotropin(−).17Ks 2.3-3.6mg(正常),尿FSH 6-16 muu/24h(正常の75%).血漿テストステロン825ng/100ml(正常0-72ng).つまり下垂体分泌は低く,睾丸内分泌のみ高まつている.脳scan正常,気脳でsaprasellarの腫瘤で側脳室が圧迫されている.両C.A.正常.そこで開頭し右前transventricular ap-proachで進むとMonroe孔付近に灰色,茸状腫瘤あり,Ⅲ脳室に入りこむ.切除.10日後退院.気脳だけで診断されたのも,脳症状がなかつたのも面白い.

外科教育を考える・7

市中病院における臨床研修について—墨東病院外科における教育プログラム

著者: 四方淳一

ページ範囲:P.80 - P.84

はじめに
 卒後教育は勿論のこと,これからの学部教育は臨床教育が中心となるであろうから,教育のために膨大な病床数を必要とするであろう.具体的には,大学病院だけで臨床教育を行なうことができないので,実習病院として市中病院を活用しなければやつて行けない,と思う.
 大体,医学部の卒業生が何故大学病院に残りたがるのであろうか?無給で残るなんていうことは他の社会では考えられないことであるが,医学部においてこれが行なわれて来たのは経済的基盤があつたこともさることながら,次のことが理由として挙げられる.

学会印象記

第9回日本癌治療学会—シンポジウム「社会復帰を考慮した癌の治療Ⅰ.」を司会して

著者: 中山恒明

ページ範囲:P.86 - P.88

□はじめに
 消化器癌についてこのようなテーマで話をすすめていけるということは,外科的技術がすすんで手術死亡率がへり,実際に5年以上生存し,活躍している人がふえているという証拠である.ここでは更によりよくするためにはどうしたらよいか,またおのおのの分野での外科的治療の現況はどうであるかということを中心に現在最も活躍している人々に講演をしていただき,更に会場内から,大家といわれる方々にも追加発言をしていただいた.

第7回日本移植学会

著者: 辻公美

ページ範囲:P.88 - P.90

 学会終了後に,第7回日本移植学会の印象記をひきうけてしまつたものの,2日間の学会すべてを一言一句聞きもらすまいと真剣に過したわけではない.従つてはじめに,自分の拝聴しえた片寄つた印象記であることをおことわりし,諸先生方への話題提供にでもなりえれば幸いである.
 今回の学会の特長とでもいえることは,一般演題(応募演題すべて採用),スモールグループディスカッション,合同シンポジウムの3つの部門が開催されたことで,日本移植学会会員総数1,709名中,半数以上の研究者が札幌市民会館に集まつたことである.

第9回日本人工臓器学会

著者: 藤正巌

ページ範囲:P.90 - P.91

 第9回日本人工臓器学会総会は10月13日,10月14日の2日間札幌市民会館および札幌グランドホテルを会場として開催された.例年のごとく,日本移植学会総会と前後して行なわれ本年は14日の合同シンポジウム,「移植か人工臓器か」を両者の接点として2日間熱心な発表,討論がもたれた.
 発表演題は一般演題として107題,その内容は人工臓器材料,人工臓器とエレクトロニクス(大部分は心臓ペースメーカ),体外循環,補助循環と人工心臓,人工骨,人工血液,人工肝臓,人工肺,人工腎臓,などの各種の人工臓器の発表のほか,各種の人工臓器の長期代行の成績の発表が行なわれた.また今回の特色として,「体外循環とその操作運用の実際」,「人工腎臓とその操作運用の実際」の2つのセミナー,「人工血管」,「人工弁」,「ペースメーカ」「膜型人工肺」の4つのスモールグループディスカッションが行なわれ,専門グループの人達の間で詳細にまでたちいつた討論がなされた.

論説

自動車交通事故による頸部症候群の転帰に関する統計的観察<1>

著者: 木下公吾 ,   片木良典

ページ範囲:P.95 - P.105

はじめに
 近年,自動車交通事故の激増とともに,マスコミを中心として鞭打ち損傷という名称が広く用いられ,大きい社会問題となつてからすでに久しい.それにもかかわらず,現在なおもつとも大きい問題の1つは,本疾患が,臨床所見あるいは検査成績からは予後を予測することが困難であつて,実地医家にとつてはなはだ困惑を覚えることでありそれにも増して,本症に対するマスコミの啓蒙が過ぎて誇大に取り扱われ,本症がはなはだ難治なものであり,場合によつては不治でさえあるというごとき不安を一般大衆に与えていることは軽視できない.
 なお,鞭打ち損傷と同様の病態,すなわち外傷性頸部症候群は,追突や被追突以外の頭・頸部外傷でも起こつてくるわけである.

裂肛の発生因子による分類

著者: 高野正博 ,   隅越幸男 ,   佐藤昭二 ,   平塚襄 ,   岡田光生

ページ範囲:P.107 - P.111

はじめに
 裂肛の診断あるいは手術に際して,その発生過程がうかがわれるような所見を見出すことが多い.しかもその発生因子は単一でなく,いろいろvarietyに富んでいることに気付く.さらに発生因子の違いによつて,治療法もおのずから違つてくるべきである,ということもわかつてきた.
 一方,教科書的にまとめられた文献においても,総合的に裂肛発生の因子や過程について述べられてはいないようである.むしろ,1つの因子を自説として,強調して述べている文献が多い.このことは,裂肛の発生因子が単純でないことを示しているともいえる.

症例

視交叉部グリオームの1剖検例

著者: 松岡茂 ,   古和田正悦 ,   大和田健司 ,   深沢仁

ページ範囲:P.115 - P.118

緒言
 視神経グリオームは頭蓋内腫瘍の中では発生頻度が低く(Taveras1)1.7%,Martin2)0.84%),視交叉部グリオームは桑原3)によれば2,393例中15例(0.6%)にみられており,現在まで40例の報告がみられる4)
 最近私達は尿崩症で発症し,その後約3年にわたる経過を観察し得た視交叉部グリオームの1症例を経験したので報告する.

特発性S状結腸穿孔の1治験例

著者: 北野福男 ,   木下博明 ,   平田早苗 ,   白羽誠

ページ範囲:P.119 - P.122

緒言
 急性腹症の診断のもとに救急開腹術が行なわれる症例のなかには術前に予知しえなかつた原因に由来するものが稀ではない.最近,われわれは明確な原因がなくして起つたと思われるS状結腸穿孔による汎発性腹膜炎の症例を経験したので,ここに報告し,若干の考察を加えた.

生後11カ月女児の原発性副甲状腺機能亢進症の1治験例

著者: 加藤知行 ,   服部龍夫 ,   三浦馥 ,   石槫秀勝 ,   吉岡照樹 ,   杉浦潤一 ,   加藤智昭 ,   富田明夫

ページ範囲:P.123 - P.127

緒言
 原発性副甲状腺機能亢進症は,本邦で,200余例の報告があり1,2),比較的少ない疾患であるが,とくに乳幼児にはまれである.われわれは最近,本邦最年少と思われる,生後11カ月の過形成例の手術を行ない,良好な結果をえたので報告する.

十二指腸脂肪線維腫の1例

著者: 山本武常 ,   南碩哉 ,   黒田清 ,   西川正光 ,   巌本達夫

ページ範囲:P.129 - P.131

はじめに
 十二指腸の良性腫瘍は比較的まれな疾患とされている.本邦における報告例は70例ぐらいである.その大半は腺腫でしかもブルンネル腺由来のものがほとんどである.
 最近はレ線検査の進歩および十二指腸ファイバースコープの出現などにより発見される機会が多くなつてきている.

ステロイドが誘因と思われる多発性回腸穿孔の1症例

著者: 板東隆文

ページ範囲:P.133 - P.136

いとぐち
 ステロイドの副作用は多種多様であるが,そのなかでも潰瘍はもつとも重篤でmajor side effect1)とも呼ばれている.ステロイドが一般に広く使用されるにつれて,その副作用も多くなつている.副作用については多くの内外文献でかなり詳しく報告されているが,副作用の1つである,いわゆるステロイド潰瘍は上部消化管に発生するものが多い.われわれは比較的まれだと言われる回腸に23個の穿孔を認め,しかも剖検で食道から結腸までの全消化管に多発性潰瘍を確認した1症例を経験したので報告する.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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