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特集 頸部血管障害
Powers' Syndrome(椎骨動脈間歇的圧迫症候群)とこれに関連した症候群—ならびにPowers' Syndrome 57例の術後遠隔成績,手術手技,診断法などについて
著者: 長島親男1
所属機関: 1毛呂病院脳神経外科
ページ範囲:P.1401 - P.1412
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外科学の対象となる「頸部の血管障害」といえば,一般的には,内頸動脈系の血管障害がよく知られている.たとえば,脈なし病,特発性内頸動脈閉塞,Fibromuscular Hyperplasia(Dysplasia),動脈硬化性内頸動脈閉塞などがあげられる.
一方,椎骨動脈系で,外科的治療の対象となる疾患についての研究は,この数年のうちに,とくに増加し,新しい知見が発表されている.Subclavian Steal Syndrome,Spondylotic Vertebral Insufficiency,1)ここに述べるPowers' Syndrome2)3)などもその一つであり,外科的治療の対象となる.
外科学の対象となる「頸部の血管障害」といえば,一般的には,内頸動脈系の血管障害がよく知られている.たとえば,脈なし病,特発性内頸動脈閉塞,Fibromuscular Hyperplasia(Dysplasia),動脈硬化性内頸動脈閉塞などがあげられる.
一方,椎骨動脈系で,外科的治療の対象となる疾患についての研究は,この数年のうちに,とくに増加し,新しい知見が発表されている.Subclavian Steal Syndrome,Spondylotic Vertebral Insufficiency,1)ここに述べるPowers' Syndrome2)3)などもその一つであり,外科的治療の対象となる.
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