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文献詳細

雑誌文献

臨床外科27巻10号

1972年10月発行

文献概要

特別寄稿

癌の化学療法における副作用—とくに制癌剤の発癌性について

著者: シュメールディートリッヒ1 藤村真示2

所属機関: 1 2千葉県がんセンター研究局生化学研究部

ページ範囲:P.1447 - P.1450

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はじめに
 がんの化学療法の副作用については,その「急性」の副作用ががん治療の歴史の当初から関心の的であつた.
 これに属するものは,骨髄や腸粘膜の損傷,生殖機能や発毛の減退などであるが,これは,もともと生理的に増殖していた組織に対する毒性を意味し,白血球減少症や下痢や脱毛というような症状として現われる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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